
「私服勤務」を導入する意味はあるのか気になる、「私服勤務」が始まるけどメリットなんてある?という方に向けた記事です。
世間一般の会社では「働き方改革」という言葉が流行していますよね。
一部の大企業や、先進的な企業が行ってきた、「生産性向上」や「長時間労働の是正」を後追いで実施しています。
働き方改革の中でも、従業員の満足度を高めるための制度もできています。その中の一つが「私服勤務」です。
僕が勤めている会社でも「私服勤務」が開始され、3ヶ月ほど経ちましたので、僕が感じた「私服勤務」のメリットをご紹介します。
私服勤務の5つのメリット
①とにかく楽
一番はこれにつきます。
スーツってキチっとしてなきゃいけないし、シャツINもしなければいけないので肩が凝るんですよね。
その点、私服だと気軽に動けて、休憩や通勤の移動も楽になります。
②季節に合わせた服装の調整がしやすい
スーツの場合、季節に合わせた調整が難しいです。
特に夏なんて、短パンや7部丈のスラックスがあるわけでも無いのでとても暑いです。
私服ですと、暑さに合わせてTシャツやポロシャツだったり、短いズボンを履いて調整することができます。
③おしゃれができる
仕事の後にデートの予定や、飲み会の予定ってありますよね。
そんな時にもオシャレをして出社することができますし、会社でも着替えやすいです。
④靴とスーツにかけるお金と場所が減る
スーツを着ていた際には、革靴もスーツを2~4種類をローテーションしていました。頻繁に洗える物でも無いので、連続して着ると匂いも気になるんですよね。
それだけの数の革靴とスーツがあると、自宅のシューズラックやクローゼットが逼迫してしまいます。
私服勤務になると、特別な時に着れるスーツが1着ほどあればいいので部屋のスペースがそれだけ空き、有効活用できます。
⑤仕事の効率が上がる
服装をしっかり決めた時って、なぜかモチベーションが上がりますよね?
大事な要件がある際には少しおしゃれをしていくことで、モチベーションをアップし効率を上げることができます。
仕事の効率が上げるのみではなく、自分の楽な服装なので、休憩の効率も上がるのです。仕事には適度な休憩も大事ですから、少しでもリフレッシュできる服装が良いですよね。
無理して私服を着る必要はない
ここまで私服のメリットを書きましたが、私服を着なければいけないわけではありません。
実際に私服勤務が始まってしばらくはスーツだった人もいますし、”職場に行く時は何も考えずにスーツ!!”という人もいます。
会社でスーツを好むのは年齢層が高めの方が多いです。
今まで、何十年もずっとスーツで仕事をしてきて、休日にしか私服を着てこなかったのに、平日まで毎日着まわせるほどの私服を持ってないとの意見もありました。
しかしながら、 「私服勤務がOK」なだけで強制ではありませんし、案外私服でもスーツでもお互いの服装は気にしないもんです。
そもそもの目的は、社員一人一人が働きやすい環境を作り、効率を上げるための制度なので、自分が効率よく働ける服装でいいのです。
まとめ
私服勤務のメリットについていかがでしょうか。
この制度について会社では評判も良いし、カジュアルな服装のためか、会社の雰囲気も明るくなったように感じます。
職種によっては難しいですが、簡単な制度変更により、従業員の満足度アップから、仕事の効率アップにまで繋げることができます。
会社として小さなこと、無意味に思えることでも個人にとっては大きく感じる物です。この先も自由に幅広く働ける会社が増えるといいですね。