二郎系ラーメン
醤油っからい味付けのスープに極太の麺。
その上にはもやしの山がそびえ立ち、テカテカと輝く背脂が食欲をそそる。
元々ラーメンやまぜそばの類は好きだったので、初めはほんの興味本位で食べたのだが、一度食べれば病みつきに。
その影響は二郎系のみに留まらず、他のラーメンへの興味も増大していき
今では週3はラーメン類を食べるようになっている。
そんな私ですが、ここ最近スーパーで見かけて気になる商品がありました。

行列のできる店のラーメン 最強のラーメン 背脂豚骨醤油
日清2020年9月1日(火)発売 500円 (1パック/税別)
この一袋で500円という、他の商品の倍くらいの値段がします。
ですが、この商品の目玉はに簡単に家二郎ができる!ということで試しにと食べてみたのでレビューしてみます。
内容物

内容物は以下の3種類
・生麺200g
・液体スープ
・背脂入り特製油
この形態の商品で麺200gって嬉しいですね。
なんなら普通の商品って麺100~130gちょっとが多いんじゃないでしょうか。
正直こういうラーメン食べる人ってガッツリ食べる人しか買わないと思うので、麺量だけでテンション上がってしまいますね。
麺には小麦ブランが混ざっている極太麺です。
この太さだけでも二郎って感じしますね。
最強のラーメンの作り方

それでは袋の裏面に移動します。
ふむふむ。
麺茹で6分で、その間にスープを250mlのお湯に溶かすとのこと。
いたってスタンダードな作り方。
具材は入っていないので二郎系に必須なもやし、キャベツ、にんにく等は自分で用意する必要があります。
今回はもやし、キャベツ、ネギ、にんにくを用意することにしました。
さらに情報を見ていくと、背脂・にんにくたっぷりということで、空腹の自分を満足させてくれそうです。
って、カロリー!?麺とスープだけで874キロカロリー!?
見た目通りのカロリーというか・・・
チャーシューやら煮卵やらガンガントッピングして、ライスまで付けたら1500キロカロリーくらいは行くんじゃないでしょうか。
けど、こんだけの麺量あって、背脂も付いてるならしょうがないですね。
それにこれ食べる人はそんな細かい事は気にしないでしょう(笑)
スープ
まずはスープから見ていきます。

この濃い原液をお湯で薄めるのだが・・・
もうこの時点でにんにくの香りがする!!
むちゃくちゃ食欲がそそられる!!
袋にガツンとにんにくと書いてある通り、刻みにんにくや、おろしにんにくが付属しているわけでは無いので、スープ自体ににんにくがたっぷり溶け込んでるみたいです。
匂いの時点でむちゃくちゃ期待できます。
野菜
まずは安定のもやし、キャベツ
今回はボウルに水と野菜を入れてレンジで7分くらい加熱してみた。
どうやら茹でるよりも栄養が逃げにくく、甘みも増すらしいです。

初めてレンジでもやしとキャベツを加熱しましたが、火元も取られないし、シャキ野菜~クタ野菜まで簡単に調整できそうです。
正直このやり方はオススメできます。
次はにんにくです。

今回は贅沢に国産のときわにんにくを使用
どうせ自分も周りもみんなマスクしてるしにんにくは食べまくろう!!
って意気込みでにんにくを食べ続けております。
電車も乗らないんで許してください。
ところでにんにくって原産国によってけっこう違いますよね。
以下は個人的な感想ですが、
- ・国産 ・・・にんにく自体の味が美味しく、食べた後の匂いが残りにくい。高い。
- ・中国 ・・・少し青臭く、匂いが残りやすい。安い。
- ・スペイン ・・・味がけっこう辛く、匂いが強い。安い。
自分は具材として使うなら国産、香りを移したりオイル作りには中国産を使ったりしています。
麺
そして、麺です。
6分茹でた極太麺からは小麦の良い香りが漂います。

流石に普段作るようなラーメンと比べると麺量は圧倒的に多く感じます。
茹で前で普通の1.5倍くらいの量があり、茹でて水分を吸ってるので迫力ありますね。
二郎系というと店によっては縮れまくったごわごわ系の麺が好きな方も多いのではないのでしょうか。
今回はストレート麺であり、ごわごわ系の麺では無いので、好みで茹で前に麺をしっかり揉んで縮れさすのも良さそうです。
実食
準備が整ったところで盛り付けをしました。

盛り付け時に付属の液体油をかけているんですが、固形背脂は気持ち程度しか入っていなかったので注意
今回は余計な加熱はせずに、熱湯で温める程度にしておいたので背脂もそこまで溶けてはいないと思うので元々の量が少ないのでしょうか。
次回作る時には立川マシマシで持ち帰りアブラを購入しようかと悩んでしまいます。
パッケージからも見てわかるように、背脂をけっこう押しているので倍くらいの量が入っていてもいいと思いました。
麺の味

麺は小麦が感じられて期待以上に美味しかった。
食べ進めると200gという麺量もぺろりと食べれてしまうので、大食いの方は2食分茹でて二郎感を楽しむのがオススメだと感じました。
スープの味
スープは乳化系です。
味に醤油感のパンチは少なく、マイルドな味わいで、万人受けするような味といったほうがいいかもしれないです。
麺とのバランスも悪くなくとても美味しいです。
スープに溶け込んでいるにんにくは食べ始めてみるとガツンと感じるほどではないので、個別でにんにくを用意するのは必須だと感じました。
注意点として、野菜を多めに入れると味が薄く感じるので、袋の記載よりスープを溶くお湯を少なくしたほうがいいです。
全体的な感想
手頃にできる二郎系ラーメンということで気になっていたが、所詮は袋麺だろうと甘く見ていた自分がいた。
だが、実際に食べてみてこれは有り!
めんどくさいスープの準備や、麺の準備をしなくても具材さえ用意すれば
簡単に家二郎感覚を楽しめてしまう。
他商品と比べ、値段は少々すると感じるが、このパフォーマンスで1食250円と考えるとコンビニ行くよりよっぽど安いし、チャーシューやもやしを購入しても1杯500円ほどでしょう。
コロナ渦においては外食も気が引けるし、テレワークでの作業も多くなっているだろうと思います。
そんな時にがっつりラーメン欲が出たらこの商品を食べてみて欲しいです。